チ。-地球の運動について- アニメ第6話 『世界を、動かせ』 感想

アニメ

まず初めに

この記事では『チ。-地球の運動について-』のアニメ6話を
Amazon Prime にて視聴した感想をまとめてるぜ。

5話でまさかのグラスさん離脱。
惜しい人を失いました
そんなグラスさんから選択を迫られたオクジーは……
といったところで前回は終わりましたね。

オクジーくんの自分の意志はどのような動きを見せるのか
また修道士のバデーニさんはどんな人なのか
注目して見ていきましょう!

記事の性質上、ネタバレを含みます
未視聴の方はご注意ください。

では、6話のあらすじを見ていこう。

6話あらすじ

異端者とグラスの両者から「想い」を託されたオクジーが訪ねたのは
村外れの教会に住む修道士のバデーニ。
彼は優秀ではあるが独善的で
とある思想上の禁忌に触れたことで街の修道院を追放された身だった。
下級市民であるオクジーの言葉を信じようとしないバデーニだったが
この辺境で一生くすぶっているよりはと山奥へ向かう。
石箱の中身に触れたバデーニは、あまりの衝撃に予想外の行動を見せる。

                                 amazon primeより引用

バデーニ 回想

序盤からオクジーくんへのあたりが強い……

バデーニさんの最初の印象はなんというか
ちょっと生意気じゃないですか?

やっちまうか? オクジー

オクジーくんを軽くあしらったと思いきや
いきなりの回想シーン。

まだおめめが無事な頃ですね。
でもなんで顔にキズがあんの? 傭兵やってた?

修道院長の発言から
かなり優秀な人材であるということがわかりますね。

と思ったらいきなり懲罰くらっててわろた

優秀すぎても駄目なの!?
足並み揃えるのは大事だけどさ……

勝手な発言が鞭打ちだからって
自分でめった打ちにして発言を許してもらうとか
いかれてるぜ

院長「思慮深さは皆無だ」
俺もそう思った

そんなやわな姿勢じゃ時代に埋もれて終わる。
利口なだけじゃいざという時、つかみ取れない!

私がずっと待っている。
私を特別にする瞬間……私を偉大にする瞬間……
私が歴史を動かす瞬間ですよ!

やばい、思慮深くないバデーニさん好きかもしれん

こういう能力が高くて傲慢だけど
どこかで「おっいいねぇ!」と思っちゃうキャラ

だいぶ好きです。

バデーニさん……というかフボルトさんもそうでしたけど

神という存在は信じていて、そのうえで

神がそんなことをするのか?(いや、するはずない)

という思想が根底にあるんですね。

不信心ではなく、信心深いんですね。おもしろい。

そして話は異端者たちの禁書について及びますが……

この手の創作でいつも思うのですが
なぜ禁書にして保管をして、焚書をしないのか?

ということは疑問に思いますね。

思想弾圧なら、そんな思想すら存在しない。
というのが一番効率が良さそうなものなのですが……

なまじ優秀であるがゆえに
異端とは言え、知識の重要性。というころは理解しているのだろうか?

う~ん不思議。

神によって能力が与えられたのに
なぜ、人間によって制限されなければならないのか!

おぉ……やっぱ自分の能力の高さを知っているキャラいいな……

院長「禁書は絶対読むなよ! 絶対だぞ!」

とか言ってたのに、院長の自室で禁書を発見。
もうこれトラップだろ。
とか思ってたら本当に院長帰ってきちゃった……

これは流石にバデーニさん諦めよう。
1ページも読めないよ。

そのとおりですね。
本を開くのは一瞬でしょう。

でも、私はずっと待ってた!
そんな特別な一瞬を!!!

流石バデーニさんだぜ!!!!!

すぐに取り抑えられます
だがまだ口は抑えられちゃいないぜ。

こんな事を続けたら教会正統派は終わるぞ!
教皇は世俗化し、修道院は戒律で思考停止
教会は免罪符で金を稼いでいる!
これで迷える者の希望になれるのか!?
このままでは近いうちに
対抗勢力によって教会正統派は崩れるぞ!

そしたら……
そしたら私の格も落ちるではないか!!!

バデーニさん!!!!!!!!

いいね。

小物界の大物感ある。

目を焼かれたところで回想は終わり
オクジーくんに観測を押し付けてから
書類に目を通すことに決めました。

オクジー この世を重視した2人を想う

ここ、そんなに長くないシーンでしたけど
オクジーくんにとってはめちゃくちゃ大事なシーンだった気がします。

頼まれた観測をしようとしても
やっぱり無理だ……となり、別にこんなことやる理由もないな。と
冷静になり、全てを投げ出して街で1からやり直そうとしますが……

この世を重視して死んでいった
異端者とグラスさんの顔がよぎる。

だけど……俺の人生でたった二人、たった二人。
彼らだけが……死ぬその瞬間。
満足そうな顔をしてた……

一体なぜだ?
地獄へ行くのに、なぜあんな顔を……!

いや~ここ、完全に僕は見逃していたんですが
(というか特にひっかかってはなかった)
そういえば異端者、グラスさんのラストは
めちゃくちゃいい顔をして先に逝きましたね。

オクジーくんは決闘代理人としての仕事で

多くの人の最期の顔をみたけど
誰一人天国へ行きそうな顔じゃなかった(意訳)

と言っていたので、確かにあの二人の最期の顔は
オクジーくんにとってかあんり重要な意味を持つものだったね。

期待なんてやめろ!
と自分に言い聞かせますが……

やはり、二人の言葉が頭に響きます。

駄目だ……でも……

と意を決して夜空を見上げます

おめめがいっぱ~い!!!!!

まだ天は汚い自分たちを見張っているようでした。
でもここで抱いた希望は

今、きれいな夜空が見えることじゃなくて
託されたものを繋いでいくことで
二人が見えていたものが見えるんじゃないか?
(そのためにも観測しなくては)


という想いからって感じがしますね。

この絶望にも見える目玉がいっぱいの夜空
オクジーくんの目に、希望のようにきらめく夜空として映る日はいつでしょうか。

バデーニ 石箱の中身を知る。

オロロロロロロロロ!!!!!

人って衝撃を受けると吐くんだね。

なんかバデーニさんが難しいことを早口で言っています
最後にオクジーくんにもわかりやすく端的に言ってくれます。

地球は動いている。と

オクジー「ぜんぜん動いてませんが……」
バデーニ「だな」

ここすき。

自分たちので実験も交えて
観測していた惑星がなぜ逆行を起こすのか?
ということをわかりやすく説明します。

きみ、この話の意味がわかるか?
あの石箱は人類に説いている。
天界は崇高で荘厳で、偉大で広大で
そして地球と調和している。と

この話はかなりオクジーくんは衝撃を受けます。

天界も汚れてんのかよ……
という絶望の方面にですが
あまりにもネガティブ、だがそれがオクジー

この地球も、あの美しさの一員じゃない?
私はそっちを信じる。

とバデーニさんが話すと。

オクジーくんは空を見上げます。
そこには……いや、オクジーくんの目には

なんともきれいな星空が映っていました。

「今日の空……なんか、綺麗じゃないですか?」

オクジーくん!!!!!!!!!!!!

バデーニさんが、ふっと少し笑います
だけど馬鹿にしたような感じではなく、なんというか。

面白くなってきたぜ。みたいな笑い方に思えましたね。

「そのなんかを、絶対にする方法がひとつだけあるぞ」

「世界を、動かせ」

ここね、オクジーくんの
何いってんだこいつ? とも思える発言をしっかり中身を捉えて

オクジーの「なんか」に対して
的確にするべきことを言えるのは流石ですね。

実は思慮深いのか?

といったところで6話は終了。

まとめ 7話に向けて

バデーニさん、かなりいいね。

あとオクジーくんが少し前を向いてくれて
彼を幼い頃から知る私としては嬉しい限りだね。

とはいえ、これからどうするんだろうな。
研究ってこういう田舎でも続けられるものなのだろうか?

オクジーくんは目の良さを褒められたり
今回も、初めてにしては良い観測だと言われたりと
観測に関して実はかなり才能があるのかもしれないね。

今のところ不穏な感じはありませんが。

しかしバデーニさんは一度やらかしてる身
恐らく次はないでしょう。

死ぬな、バデーニ

といった感じで7話も期待していきましょう。

ここまで記事を読んでくださりありがとうございました。
それでは次の記事でお会いしましょう。アデュー!

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