この記事では
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『チ。-地球の運動について-』10話を視聴して
物語の流れやキャラクターの心情を
私なりの視点で深く解釈 しています。
単なる感想ではなく
初見ならではの驚きや、感情の波を
そのまま言葉にし、少しの考察も交えてまとめました。
・初見視聴のリアルな感想が読みたい方
・キャラの心情に思いを馳せた文章が好きな方
におすすめの記事です。
記事の性質上、ネタバレを含みます
未視聴の方はご注意ください。
ざっくり10話感想
さて、アニメ『チ。』10話ですが
今回ついに、ついにきましたね
バデーニさんがやってくれました
ヨレンタちゃんに文字を教わるオクジーくんとか
村の教会の司祭である
クラボフスキさんとかへの態度
このあたり見てると、最悪なバデーニさんですが
やっぱり能力はスバ抜けてますね
非常に気持ちの良い回でした
では、さっそく
10話のあらすじから見ていきましょう。
『チ。』10話あらすじ
ピャスト伯の死から数ヶ月――
バデーニは膨大な観測記録を基に「地動説」の完成に没頭し
オクジーはヨレンタから文字を教わり自身の心境を綴るようになる。
が、バデーニはオクジーのその行動に一切の価値を認めず
進まない研究に苛立ちを隠せずにいた。
一方、同地区の教会では司教が異端審問官を増員し
いよいよ異端への弾圧を強めようとしていた。amazon primeより引用
文字を書くオクジー バデーニの過去
オクジーはヨレンタから教わった文字を用いて
ここまで経験したことを本へと書き起こしていた。それを聞いたバデーニは呆れた様子で
オクジーを納屋から追い出してしまう。別の日、村の司教であるクラボフスキ
バデーニに知識の教えを請うがバデーニはそれを一蹴する。
クラボフスキは怒りを覚えるが
すぐさま、そんな自分を戒めるのだった……そんな折に、クラボフスキは、村人たちから
バデーニの傷について教えてもらうことになる……
クラボフスキさんめちゃくちゃいい人じゃない?
いや、バデーニが最悪すぎるんだよな。
あまりにもバッドコミュニケーション
オクジーくん怒らないのすごいな
すごくない?
でもオクジー・バデーニのやり取りが好き
身分の低いものは文字を扱わなくていい。
っていうのは、教会側というか
為政者側の思想ではあると思うんだけど
バーデニは知識の保存。
っていう点で考えてる気がするね
「大半の人間が読み書きできないことはいいことなんだよ」
「文字を扱うというのは特殊な技能」
「言葉を残すことは重い行為だ」
「一定の資質と、最低限の教養が要求される」
「誰もが簡単に文字を使えたら」
「ゴミのような情報で溢れかえってしまう」
この言葉に全て詰まってるよね。
ったく現代のSNSがよ……
でも優秀な一人の人物より
複数の一般の平均をとったほうが正しい
みたいな話もあるし、難しいところだよね。
でももう少しオクジーくんに優しくして。
さて、場面かわって村の司教
クラボフスキさんのターン
子どもたちに説明するために
わざわざバデーニへ質問しにきたり
バデーニの態度に怒りを覚えながらも
「気に食わないからってこんなに怒るなんて……」
と自分をすぐ戒めるの
あまりにも人が出来すぎていないか?
本当に見習いたい。
人にぶつけることなく自分の中で消化して
相手には相手の理由があるはずだって
大人だ……
バデーニ
オクジーくんとクラボフスキさん相手なの
恵まれすぎてるな。
バデーニが知識の共有を嫌っているのは
たいてい自分より能力が低いから意味ない。
みたいなことかな。
傲慢だぞバーデニ!!!
まったく何があったらああなるんだ。
過去、親友に研究成果を盗まれて
指摘したら決闘になってしまい
その末に、親友を自分の手で……
バデーニさんずびまぜんでした;;
いや~これか~……
だから、知識の共有が嫌いって……
そういうこと?
どうなんですか?
原因の一旦はあるよね絶対。
聞いたら気軽に答えられるのが
バデーニっぽいと言うか
不遜な感じは生来のものな気がしない?
バデーニにも悲しき過去あり、ですか。
バデーニ、ついに…… オクジーの本に何を思う
クラボフスキはバデーニに過去のことを含め
質問を投げかけた上で
行き過ぎた好奇心に対して警鐘を鳴らす。
研究に行き詰まりを感じていたバデーニは
配給のパンを貧民へ分け与えていたオクジーに対し
いざという時の為に、地下道を掘るように依頼する。
一向に進まない研究だったが
フベルトから受け継がれてきたペンダントをきっかけに
合ってるかもしれない考えにたどり着く……
うお~~~!!! ついにきたか!!!
お、落ち着いて
1シーンずつみていきましうか
クラボフスキさんとバデーニの問答よかった~
世界を変えようと思ったら
必要なのは「知」なんだよって
バデーニ自体は、「知」をそういう使い方しないが
多くの人は「知」によって変わるんだよな。
オクジーくんがまさにそう。
バデーニの言葉を受け止めて
翌日図書館に足を運ぶくらいクラボフスキさん
本当にあなたは人間ができてるねぇ!
クラボフスキさんみたいな人大好き。
帰りに見つけた本は
前回ピャスト伯が旅立つ前に
落としてしまった本かな?
なんて書いてあるんだろうね?
さて、場面はかわってオクジーくん
オクジーくんきみってやつは!!!
自分のもらったパンを分け与えているなんて
人が良すぎるよ……
善人なのか? これは?
ただそういう人を放っておけないというか……
天国に行きたいとか
そういうのじゃない気がするんだよな
オクジーくん好きだな。
バデーニはいらいらはしてるけど
感情的にならないからいいね。
感情的になるのは、衝撃的な知識に
たどり着いたときだけっぽい。
それが見えたのがこのあとのシーン
フベルトから始まり
ここまで受け継がれてきたペンダントが
ついには完全な地動説にたどり着いたのか……?
バデーニくん、壁なぐるのやめなさい。
「神様……あってるかもしれません……!」
このシーン、演出もあいまって
めちゃくちゃ気持ちよかった。
やっとか、ついにきたかって感じで。
長かった……と思ったけど
まだ10話ですよ?
1クールのアニメじゃねぇんだぜ?
っていうかよく考えたら
あんまり研究してるシーンないよな。
こっからどうすんだよおい!!!
冷静さを取り戻したバデーニさん
部屋に戻ってオクジーくんの本を眺めますが……
馬鹿にしてた、というか
呆れた感じだった割には
随分としっかり読んでる感じがしましたね……?
意味ありげな演出に見えなくもなかったけど……
なにか思うところがあったんでしょうか?
フベルト・ラファウ……ここまできたぜ。
バデーニ少食だった 異端審問官たちに動きあり
バデーニは貧民街を訪れていた
これからもオクジーがパンを届ける代わりに
住民に貸してほしいものがあるようで……?
引き続き地下道を掘り続けるオクジー
とある日、バデーニが先に待っており
バデーニはついに地動説が完成したことを告げる。
一方その頃、新人の異端審問官たち
司教の言葉に感銘を受ける。
実習の担当者はなんとあのノヴァクだった……
バデーニさん、オクジーくんの本どうだった?
わざわざ貧民街を訪れるってことは
オクジーくんの本に、なにか思うことがあったのかな?
それにしても頭を借りるみたいですが
知恵を借りるなんて100%ないだろうな。
今更なんかすることがあるんかな?
危なくなったときの身代わりか……?
とか考えましたが、そこまで外道じゃないよね
いやでもヨレンタになすりつける算段してたしな……
まぁ後々わかることでしょう。
バデーニがたどり着いたシーンも気持ちよかったですけど。
「今日からあの納屋に戻っていいぞ」
からの
「地動説が完成した」
ここ、くっそ気持ちよかった。
派手さはないけど、淡々と
じわじわと湧き上がってくるような喜び。
本当にやりやがったバデーニ!!!
ふ~これでアニメ『チ。』も終わりか……
なんてことはなく
異端審問官たちのルーキーたち
司教様のありがたいお言葉に感銘を受けてるみたいですね
まぁなんかこう……
言ってることは良さそうだもんね
司教様の考えはわからんけど
一部の信徒は本当に
人々を救ったり、導いたりしたいんだよな
複雑だ。
そして最後にノヴァクさんが登場して10話は終了
節目に登場する男、ノヴァク。どうなっていくのか……
まとめ
いや~、前回から続いて
気持ちのいい10話だったね。
ついにきましたか地動説の完成
本当にバデーニさんがやってくれるとはよ……!
ここまで繋いだ物が、地球を動かす時が来たか……
あと15話なにする?
まぁノヴァクさんがでたということは
そういうことだろうな……
やだやだ、みんな死なないで……
気持ちよさの最後に不安を1滴落とす
そんな10話でしたね。
11話も楽しみにしていきましょう!
というわけで
ここまで読んでくださってありがとうございました。
次の記事でお会いしましょう! アデュー!
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▶まとめ アニメ『チ。』感想記事まとめページ
考察混じりのQ&A
- Qバデーニはオクジーの本をどう評価したのか
- A
知識以外の部分で
“何かを残す”という部分には価値を感じたのでは?
貧民街を訪れたのも、それ関係かな~と予想します!
- Q次回以降どうなる?
- A
ノヴァクさんが出てきたということは……
顔が割れてるオクジーくんと鉢合わせになる。
とかでしょうか?そこからピンチになってしまいそう……


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