まず初めに
この記事では『チ。-地球の運動について-』のアニメ1話を見た感想をまとめてるぜ。
お友達に前からおすすめされてはいたんですが、中々腰が重くてね
このブログを立ち上げたら1話ずつ感想を書き綴っていこうって思ってたのさ。
Twitterで漫画の一部が公開されていて、それを見た覚えはあるので
地動説の話なんだろうなぁくらいの認識からスタートです。
記事の性質上、ネタバレを含みます
未視聴の方はご注意ください。
ではさっそく、あらすじを見ていこう。
あらすじ
舞台は15世紀のヨーロッパ某国。
飛び級で大学への進学を認められた神童・ラファウ。
彼は周囲の期待に応え、当時最も重要とされていた神学を専攻すると宣言。
が、以前から熱心に打ち込んでいる天文への情熱は捨てられずにいた。
ある日、彼はフベルトという謎めいた学者と出会う。
異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたというフベルト。
彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった――。
amazon primeより引用
冒頭
チ。って血ってこと!?
開幕から痛い;;
血の描写がそこまで得意でない為
やや目を細めながら見ていたんですけど
異端審問ってやつですか? 爪をコレクションしてる、イかれてるぜ!
指を痛めつけて聞き出すのロールシャッハかよ
審問官「答えは激痛」
違った、最悪なクラピカだった
しかもロールシャッハは多分爪は剥いでない。
この異端審問官、度々出てきそうだね。
火あぶりのときもそうだけど、随分印象に残るキャラクターだった。
仕事してる現代人みたいだ。
正直、あまり教養がないため
ほんまに異端審問ってこういうことやってたんかなぁとか
ぼんやりそういうことを考えながら見ていました
魔女狩りとかも異端審問的なやつでしたっけ?
学校。ラファウとその義父
早速天動説の話がでてきて(お、きたきた!)と思いながら見てました。
基本的にはその時代の地動説やら宗教やらの話を基にしたフィクション?
なんだよね? 多分?
子を自慢に思う義父に見える人物も
神や宗教のこととなる途端に怖く見えちゃうね
ラファウくんが本作の主人公なのかな?
要領が良くて、世渡りがうまい。そして学もあり意欲的
こりゃあ世界ちょれぇっすわ!
義父からの「天文はやめろ」という言葉は
宗教側の言葉なんだろうか、子を思う父としての言葉なんだろうか
でもこういうときは大抵、我が子でも容赦がねぇんだ。俺は詳しい
フィクション作品の教会ってなんでこんな悪そうに見えるんだろうな!
自室。天文をやめてしまうのか
部屋での描写が僕はめちゃくちゃ好きでしたね
別に星に思いを馳せたりはしませんが
なんというか、部屋に差し込む外からの明かりとか
部屋から外を眺めて見える星空とか
そういう自分が過ごしてきた好きな時間とこのシーンが被って
いい空間だな。とか
もし自分が少しでも興味を持っていたのなら、天文を学ぶことを捨てられるだろうか?
そんなことを思っていました。
フベルトさん登場。ラファウくん脅される
フベルトさん強そうすぎてワロタ
しかもめっちゃいい声だし、でも子どもを脅すな
ちょっとイッちゃってる学者って感じでいいですね。
好きなキャラクター性だ。
アストロラーベだの蝋板だの、その時代のアイテムが出てきましたね
知らないアイテムがでてくると調べたくなるオタク仕草
・アストロラーベ
天体観測用の機器
・蝋板
木製のタブレットで、繰り返し使える筆記用具
簡単に調べるとこういうことらしい
詳しくはリンク先へ(Wikipedia)
さて脅された結果、ラファウくんはどうするのか……
なんて聞くまでもなさそうだよね
興味ある分野で、もっといい場所を教えてやる。なんて言われたら
そりゃあついて行っちまうよね。
脅されてるからね。
フベルトさんはこれも織り込み済みで脅したのかも知れないなぁ
言い訳を与えてあげる為というか。
星が見える場所へ
きれいだね~~~
やっぱり天文学を扱うようなアニメだし
ここの描写には気合を入れてるんだろうか?
というよりは正しく描写をするべき。という思想だと嬉しいな。
星空は美し描かなくとも、ただそこにあるだけなのでね。
という考えの方がなんかこのアニメにあってそうだな。っていう
勝手な想いを抱いてました。
それにしてもラファウくんは、学者気質というか
研究者気質って感じがすごいですね。
そこ踏み込むか? ってところで思わず聞いてしまう
自分の気になる分野なら解き明かしたくなる性分なのだろうか?
おうおう、また聞いたことのない名前がでてきたぜ
・アリスタルコス
古代ギリシャの天文学者、太陽中心説を最初に唱えた人
・プトレマイオス
幅広い分野で業績を残した古代ローマの学者、天動説を体系化した人
一言では語りきれない人物達みたいなので
詳しくはリンク先へ(Wikipedia)
フベルトからの問いかけ。地動説の存在へ
ここまじのまじで好き
この真理は美しいか? この宇宙は美しいか?
答えを濁すラファウくん……こりゃあ美しくないって思ってるね
当然フベルトさんから追求されるが……
ばらばらな動きは合理的には見えないから、その観点から言えばあまり美しくない
これは合理性を求めるラファウくんらしい回答で本当に良かった。
でもまぁそういうものだから仕方ないよね。
っていうのが続く回答なのですが……
フベルトさんは大問題だ
私は美しない宇宙にいきたくない。
子どもか?
この”いきたくない”の部分は
“生きたくない”なんでしょうか
流石に”行きたくない”ではないよね
ラファウくんの自室のシーンだったかで
背伸びしたって宇宙には届かない。みたいな発言があったと思うんですが
この宇宙の仕組みを解き明かすことで近づくという考えなら
“行きたくない”でも掛かっていそうでいいなと思いました
というかそのくらい、夢想家であって欲しい
夢想家というよりかは……学者であって欲しいって感じかも。
キャラクターがこうだったらいいなと思いながらアニメをみがち。
やっぱり天動説自体は、長い間支持されてきた理由があるというか
疑うやつがどうかしてる。くらいに認識だったんでしょうか
聖書で謳っていることとの乖離、みたいなのもあったんでしょうけど。
フベルトさんが動いているのは地球だと返すと
ラファウくん、最初は「んな訳……w」って感じなのですが
相当に衝撃的だったみたいで時が止まります
時間が置き去りにされ、風だけが吹く様子が印象的。
自転や公転の話を聴いてるラファウくんですが
頭が良い彼のことですから、この間も自分なりに処理しているんだろうか
かなり衝撃的な内容ですが、最初にそうしたように
一笑に付してしまってもいい内容だとは思うんですが。
フベルトへのある種の天文に対する信頼と
自分自身の知識の豊富さからくる(もしかして……)
という思いがきっとあるのかな?
ばらばらだったものが秩序的になり
美しさと理屈がおちあう。これが私の宇宙だ。
これはもうラファウくんにとって
これ以上無い口説き文句なんじゃないか?
教会は激怒し。の部分を除けばだが……
最後に地動説の名前が出てきた所で1話は終わり!
感想。2話に向けて
いや~面白いね! というかこの先どう展開するんだろう?
冒頭に血なまぐさい展開を見せられたので
不安のほうがやや勝るようなわくわくを感じます。
ラファウくんが地動説を証明するまでの話になっていくのかな?
義父との板挟みとか、不安要素が多い
フベルトさんはどうにも死んでしまいそうだな……
異端審問官の再登場は早そうだ。
あとはOPで硬貨を捧げれば~と喋っていた人物がまだ登場していない?
あれは大人になったラファウくんかな?
人々に根付いた常識をくつがえすのはとんでもない時間がかかるよね
ラファウくんがどういう大人になっていくのかも楽しみのひとつ
……途中で死んだりしますか? しないよね?
近いうちに第2話を見て、感想をまとめたいと思います。
ここまで読んでくれてありがとう! それではまた次回!
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